鹿児島県にある大自然が広がる屋久島は、世界遺産にも登録されている人気観光スポット。
1度屋久島を訪れると、何度でも来たくなってしまう誰もが魅了される島です。
人々を魅了する屋久島はどんな島なのか、屋久島の見どころとおすすめの観光スポットを紹介します。
屋久島旅行を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
屋久島とは?
1993年に世界遺産に登録された屋久島は、学術的にもめずらしい動植物や昆虫、原生林などが多く点在する自然の宝庫です。
縄文杉をはじめとする屋久島原生林は、大自然を肌で感じることができるトレッキングスポットとしても大変人気があります。
しかし世界遺産登録後には観光客が増え、屋久島の自然破壊が懸念されています。屋久島を訪れる際は島のルールをしっかり理解し、ひとりひとりが意識することで豊かな自然を守りましょう。
・山に持ち込んだものは持ち帰る
・必ずトイレで用便をする
・野営のテントなどでの宿泊は禁止
・山の水を汚さない
以上のことを守って、屋久島観光やトレッキングを楽しんでください。
屋久島の見どころを紹介
縄文杉
出典:【楽天トラベル】https://kanko.travel.rakuten.co.jp/kagoshima/spot/S46000069_photo.html
屋久島のシンボルで、最大の見所といったら縄文杉です。屋久島に行ったら必ず訪れてほしいスポット。縄文杉の樹齢は未だ謎が多いですが、樹齢は約7200年と推定され、屋久島の中で最古の屋久杉。標高1300mに位置しており、見に行くためには往復8〜10時間かかるので、1日がかりで行く予定を立てましょう。
縄文杉の他にも、原生林や温泉、透き通るような海など、島全体が観光スポットになっているといっても過言ではないくらい見所がたくさんあります。
屋久島のおすすめ観光スポットを紹介
島の中に数々の観光スポットがある屋久島ですが、訪れたら外せない観光スポットをいくつかピックアップして紹介します。
白谷雲水峡
出典:【楽天トラベル】https://kanko.travel.rakuten.co.jp/kagoshima/spot/S46000506_photo.html
標高600m〜1050mの場所にある白谷雲水郷では、屋久杉などの原生林が鑑賞できる散策コースが設定されています。弥生杉コース、太鼓岩往復コース、奉行杉コースがあり、どのコースも日本庭園を思わせる美しい景色ばかりです。渓流が流れ、コケやシダで足元が覆われていて神秘的な空間が広がります。
ヤクスギランド
出典:【楽天トラベル】https://kanko.travel.rakuten.co.jp/kagoshima/spot/S46000107_photo.html
標高1000mの場所に位置するヤクスギランドは、270haもの自然培養林が広がります。原生林を肌で感じることができるスポット。4つの散策コースが整備されており、30分、50分、80分、150分の中から好きなコースで散策を楽しみましょう。
また、ヤクスギランドは白谷雲水峡よりも歩道が整備されていて歩きやすいため、体力に自信のない方や小さいお子様連れの方はヤクスギランドをおすすめします。どちらも自然豊かなブナ林が広がり、屋久島ならではの大自然を感じることができますよ。
永田いなか浜
出典:【鹿児島県観光サイト】https://www.kagoshima-kankou.com/guide/10735
1㎞もの白い砂浜が広がる、屋久島最大の海岸です。ここでしか見ることのできない息を呑むような絶景が広がっています。5月〜7月にかけてはアカウミガメが産卵に訪れ、それに合わせてアカウミガメの産卵を見学できる観察会も行っています。
平内海中温泉
出典:【楽天トラベル】https://kanko.travel.rakuten.co.jp/kagoshima/spot/S46000875.html
干潮時の前後2時間程度しか現れない、海の中から湧き出ているめずらしい温泉です。平内海中温泉には脱衣所がなく岩陰で着替えるスタイル。また、混浴になっていますが水着着用での入浴は禁止なので注意してください。湯浴み着の着用や、バスタオルを巻いての入浴は許可されています。
千尋の滝(せんぴろのたき)
出典:【楽天トラベル】https://kanko.travel.rakuten.co.jp/kagoshima/spot/S46000064_photo.html
滝の落差は約60mで、V字の渓谷の中央から大量の水が流れ落ちる様子を見ることができます。昔は体の一部をものさし代わりとして使っており、人が両手を広げた長さのことを一尋と読んでいました。岩盤の様子が、まるで千人が手を結んでいるような長さということから千尋の滝と名付けられたそうです。